モリッツ・グロスマンは37アラビックの新たなバリエーションモデルとして37アラビック・ヴィンテージを発表します。マットな質感を持つダイヤルと、ケースバック側から見ることのできるムーブメントの輝かしい仕上げのコントラストが印象的なモデルです。
ムーブメントの機構とパーツ一つ一つの仕上げには、マニュファクチュールの最高技術が用いられています。モリッツ・グロスマンの職人技が細部に及ぶ時計はどこから見ても完璧な仕上がりです。ベルベットのような質感に加え、アラビア数字のインデックス、目盛り、そしてモリッツ・グロスマンが19世紀に用いていた歴史的なブランドロゴを採用したダイヤルデザインは、サテン仕上げのステンレススチールケースと調和しクラシカルな印象を与えます。
芸術的なウォッチメイキングと職人技
モリッツ・グロスマンの新しい37アラビック・ヴィンテージは、時代を超えた美しさを備えた、最新の技術と伝統的なウォッチメイキングを融合したタイムピースです。マットな質感のダイヤルに合わせ、ステンレススチール製のケースにもサテン仕上げが施されています。モリッツ・グロスマンのファーストモデルであるベヌーのデザインを踏襲する、バランスの取れた小ぶりな37mm径のケースは腕に優しく馴染みます。
クラシックなダイヤルデザイン
37アラビック・ヴィンテージの特徴の一つは、アンスラサイトカラーが印象的なジャーマンシルバー製のダイヤルです。
一枚の地板を熱加工したダイヤル表面はざらつきのある質感に仕上げられており光の反射を和らげマットな印象を強めます。特別な技術で生み出されたテクスチャーはベルベットのような風合いを持ち、見る角度により表情を変えます。
アラビア数字や目盛り、そして歴史的な「M. GROSSMANN」のロゴの表面には丁寧にサテン仕上げが施されており、マットなグレーダイヤルの繊細な表情を強調しています。対照的に、スチール製の自社製針は徹底的に磨き上げられており、光を受け美しく輝く細く繊細な針が時刻の視認性を高めています。
ロレックスコピー n級品魅力的な自社製キャリバー102.1
モリッツ・グロスマンのムーブメントは19世紀から続く理念と美学に基づき開発されています。37アラビック・ヴィンテージには3/5プレートと支柱構造を持つ、直径26mm、厚さ4mmのクラシカルな小径キャリバー102.1を採用しています。
ケースバック側から見ることのできるムーブメントのプレートには幅広のリブ模様が施され、そこに手彫りで花模様を施したテンプ受けや、ネジ留めされたゴールドシャトンなどの芸術的な仕上げを見ることができます。
ヴィンテージブラウンのクーズーストラップ
サテン仕上げが施されたステンレススチールケースに合わせ、ストラップにはヴィンテージテイストが際立つブラウンクーズーストラップを採用しました。
【仕様】
37アラビック・ヴィンテージ
リファレンス: MG-A003626
予価 :660万円(税込)※価格は変更となる場合がございます
発売予定 :2025年以降入荷予定
ムーブメント: 自社製キャリバー102.1(手巻き・5姿勢調整)
・ムーブメントサイズ: 直径26.0mm/厚さ4.0mm
・部品数: 188個
・石数: 22石(うち3石はネジ留め式ゴールドシャトンに使用)
・脱進機: アンクル脱進機
・調速機: 質量ネジ4本および調節ネジ2本を装着した耐震軸受式グロスマン製テンプ、ニヴァロックス1
ヒゲゼンマイ
・テンプ :直径:10.0 mm
・振動数: 21,600振動/時
・パワーリザーブ: 完全巻き上げ状態から約48時間
機能: 時、分、ストップセコンド機能搭載スモールセコンド
操作: リュウズ ステンレススチール(時計の巻き上げおよび時刻設定用)
ケース :ステンレススチール、サテン仕上げ
・ケースサイズ: 直径37.0 mm/ 厚さ9.2mm
・スリーピース
ダイヤル: ジャーマンシルバー製、マットブラック
針: 手仕上げ、ポリッシュ仕上げスチール
風防: 片面反射防止加工をしたサファイアクリスタル
ストラップ: 手縫い クーズーストラップ、ピンバックル ステンレススチール
[特徴]
質量ネジ、調整ネジおよび平ヒゲのついた耐震軸受式テンプ、振り石はテンワに統合/振り座と統合したテン真/精密調整ネジによる緩急調整装置/5分の3プレート・支柱・個別に取り外し可能な巻き上げ機構からなるプレート構造/表面加工をしない洋銀のフレーム基部/平ネジ留め式の盛り上がったゴールドシャトン/グラスヒュッテ式コハゼ装置(改良型戻し機能付き)/両側軸受けの香箱(エネルギーバランスを最適化)/ARCAP合金の輪列/18歯のガンギ車を搭載した自社設計脱進機
【お問合せ】
モリッツ・グロスマン・ジャパン株式会社
東京都文京区小石川4-15-9
Tel: 03-5615‐8185
Fax: 03-5615‐8186
[モリッツ・グロスマン]
モリッツ・グロスマンは1826年にドレスデンに生まれ、偉大なドイツ人時計職人たちにおいて先駆者とみなされます。若く才能に恵まれた時計職人であったグロスマンは、友人のアドルフ・ランゲの説得により1854年に自身の工房をグラスヒュッテに設立しました。評価の高い時計企業を運営する一方で、グロスマンは政治的・社会的な活動に努め、1878年にはドイツ時計学校を設立します。1885年にモリッツ・グロスマンは突然亡くなり、彼の死とともに時計マニュファクチュールも解体されました。
このモリッツ・グロスマンの伝統的な時計作りが2008年に復活しました。時計師クリスティーネ・フッターが、かつてグラスヒュッテの時計ブランドであった「モリッツ・グロスマン」に出会い、その商標を取得し、構想を練り、素晴らしく繊細な腕時計とともに残された120年前のグロスマンの遺産を受け継いだのです。そして、個人の時計愛好家からの支援によって2008年11月11日にグロスマン・ウーレン社がグラスヒュッテに設立されました。今日のグロスマンの時計師は、歴史的な部分を単に模倣するのではなく、新たな伝統を作り上げています。モリッツ・グロスマンは、革新と卓越した技能を基に、伝統的であると同時に最新の仕上げ技術と高品質の素材を使い、時計作りにおける「新しい時代の原点」を創り出します。